〝秋、でもクワガタ〟-10月22日に新横浜の路上でコクワガタを見つけた、という記事(朝日新聞・神奈川版04.10.23)。さらに秋も深まった11月中旬の現在、コクワガタを発見!(写真)。子どもの頃、甲虫類がかなり生息する地域に住んでいたが、11月にクワガタなど見たことなかった。やはり異常気象の影響なのだろうか?
クワガタやカブトの輸入の規制大幅緩和により、大型外来種が大量流入し、在来種の存立が危機に瀕していることも、きわめて深刻な問題である(なぜこんな重要な問題が、ほとんど議論もされずに簡単に許可されてしまったのか)。
夜中に絶叫するセミ、真冬に出現する蚊、大量発生するスズメバチなど、昆虫の異変はすでに「警告」のレベルを超えているように思えてならない。
<セミについていえば、関東地方では以前は、ニイニイ→アブラ(たまにミンミン)→
ツクツクホーシ→ヒグラシといった順で、初夏から初秋にわたって鳴いていた。しかし、ここ何年かは、初めて聞くセミの声がヒグラシ(カナカナ)なのだ。セミの種類もニイニイゼミの声がほとんど聞けなくなり、ミンミンゼミがかなり増え、今までいなかったクマゼミの声(シャワシャワ)が聞こえてくるようになった。>